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ドッグトレーニング ニューヨーク・スタイル
ドッグトレーニング ニューヨークス・タイル (Vol. 2)


「楽しむことからはじめる」 それが、ニューヨーク・スタイル


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ドッグトレーニングは、オーナーさんもワンも楽しむことが最優先。
これが私のドッグトレーニングに対する考え方であり、それを実践するのがニューヨーク・スタイルだ。

約10年間にわたる、ニューヨークでのドッグ・オビディエンス・トレーニング・インストラクターとしての仕事を通じ、たくさんの個性豊かなドッグオーナーさんやワンたちと接する機会を持つことができた。そんな経験の中で一番印象深かったことは、ニューヨークのドッグオーナーさんたちは、ワンと暮らすことの意義を充分に理解した上で生活を共にし、自分のワンに対して強い責任感を持っている人が多かったことだ。そして何より、家族の一員であるワンとどうやって生活を楽しむか、と言うことを常に意識していた。

トレーニングが楽しいからこそワンは私たちが望む行動を喜んで覚えてくれる。そして明日もまた トレーニングをしたいと思ってくれる。

 

bulldown.JPGワンのトレーニングがうまくいかない人たちには、ある共通点がある。それは、トレーニングを楽しんで行っていない事だ。折角のワンとの暮らし。限り有る時間を共有し、一緒に楽しまなければ価値が半減してしまう。人とワンの関わり方が楽しいからこそ、トレーニングが自然とうまくいく。ドッグトレーニングとは、こんな単純な考え方で充分なのだ。

最初のうちは皆、トレーニングが楽しかったはずだ。 しかし、ある時点からワンとのコミュニケーションが上手に取れなくなり、苛立ちを覚え始めてしまう。 そしてその苛立ちは、「何で、こんな簡単な事ができないの?」と人間中心の考え方になり、 それをワンに押し付けてしまう。(しつけではなく、おしつけである)ワンはその行動が出来ないのではない。 オーナーさんの伝達方法がうまくないから、何をやっていいか分からないだけなのだ。 また、オーナーさんの苛立ちは、ワンの不適切な行動ばかりに目が向き、叱ることが優先のコミュニケーションになってしまう。 これではワンもオーナーさんもトレーニングを楽しめない。

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