もしも今、あなたが愛犬の行動に対して何らかのお悩みやお困り事があれば、先ずは、愛犬に十分な運動をさせてあげてみてください。
マンションで暮らすイヌの多くは、運動不足になりがちです。充分な散歩や運動をすることができないイヌはストレスを感じてしまいます。
不適切な行動を全てストレスのせいにはしたくありませんが、事実、運動不足から来るストレスが原因となって不適切な行動をとるイヌもいます。
年齢や犬種によって必要運動量はまちまちますが、運動不足解消により精神的にも落ち着く傾向があり、またいたずらや吠えの弱化にもつながるケースを
たくさん観てきました。
忙しくて、愛犬に充分なお散歩をしてあげられない場合は、是非、弊社のウォーキング・トレーニング サービスをご活用ください。
愛犬に必要な散歩を提供し、また必要なトレーニングも同時に行います。
詳しくは「サービスメニューと料金」をご確認ください
マンションで暮らすイヌは、戸建で暮らすイヌに比べ、人やイヌと接する機会を多く持ちます。もしも、あなたの愛犬が怖がりであったり、
防衛本能強い場合は、適切な方法で社会性を身につけさせる練習を行ってみてください。よく見かけるのが、怖がりの子のおしりを押すようにして
「ごあいさつしてらっしゃい」と少々強引に他のイヌに慣れさせようとする練習をされているオーナー様です。怖がりの子の場合、この練習を通して
嫌な経験ばかりが残ってしまい、いつまで経っても「イヌは怖い」と認識してしまいます。逆に、怖がりという事を知っているがために、
いつも抱っこをしてあげて他のイヌとの接触を避けてしまうケースもお見かけします。この場合、愛犬は他のイヌとの接触を取る機会がなく
社会性が全く身につかなくなってしまいます。最初はゆっくりと余裕を持って、愛犬が興味を示した時にだけそっと近付けてあげる様にして下さい。
当り前のことですが、多くのテナントが住むマンションには、イヌ嫌いや動物が苦手、という人も住んでいます。中には、動物アレルギーの方がいる場合もあります。 前ページでも書きましたが、現在ドッグオーナーがトラブルを抱えてしまう傾向が高まっています。その要因は、必ずしもイヌの不適切な行動だけではありません。 場合によっては、人災に近い状態もあります。イヌはもともと吠える動物であり、全身を被毛で覆われているため抜け毛もあります。ドッグオーナーは常に 愛犬に対する責任を持ち、誇り高き態度で愛犬と幸せなライフスタイルを持つべきだと考えます。エレベーターに同乗する際、「いいですか?」と ほんの一言声をかけることや他のテナントと廊下ですれ違う際、愛犬に「おすわり・まて」の指示を出し道を譲ることができれば、隣人でのトラブルも 少なくなると思います。
マンションで愛犬と幸せに暮らすためには、マンション内で愛犬家仲間を作ることをお勧めします。愛犬家仲間との情報交換は、 まさに「生きた情報」ですので、どこの動物病院がお勧めか、どこに愛犬と楽しめる散歩コースがあるかなど、愛犬にとって有益な情報が たくさん得られるはずです。もちろん、お互いの愛犬に対する悩みを話し合って、解決方法を考えたり、話すことで気分がすっきりしたり と他にも良いことがたくさんあるはずです。愛犬同士が良い遊び仲間になったり、互いに協力し合って一緒にトレーニングをすることもできます。 場合によっては、ちょっとしたお出かけのときに、愛犬の世話をお願いできるかもしれません。今の日本の犬社会では、 ましてやマンションでの暮らしとなると、もはやあなたと愛犬だけの関係性だけではなく、隣人やマンション内での愛犬家コミュニティーの 関係性が大切になってきます。
皆様がご自分のお部屋の家具やカーペット、カーテンの色や食器の種類を自分流にコーディネートするように、愛犬とのライフスタイルを コーディネートしてみてください。難しく考える必要は一切ありません。どうすれば、愛犬と今よりも幸せに、そして充実したマンションライフを 送れるか考えるだけで良いのです。普段は忙しくて、なかなか長い時間愛犬と遊んであげられないのであれば、週末は愛犬と思いっきり遊ぶ計画を 立ててみるとか。その時に、「かっこいいカラーとリードを付けてあげて、おいしいおやつを持って出掛けよう!」なんて想像してみるのも良いでしょう。 散歩中、愛犬のリードの引きが強い場合は、一緒にトレーニングをして、もっと楽しめる散歩にしたい、と目標を立てるのも良いことです。 自分がリラックスできて楽しめて、そして愛犬があたなとの時間を満喫できれば、きっと掛替えのないひと時になるに違いありません。